【アメリカ】GBI地上配備型迎撃ミサイルの試験成功!

アメリカ国防総省は6月22日、地上配備型迎撃ミサイル(GBI)の試験に成功したことを発表しました。日本ではあまり聞き慣れないGBIですが、アメリカではミサイル防衛(MD)の一環として開発が進められていました。

 

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地上配備型迎撃ミサイル(GBI)はミサイル防衛の一翼を担う迎撃ミサイルである。大陸間弾道ミサイルは主に以下の3つの段階に分けられる。

  • 加速しつつ上昇するブースト段階
  • 慣性で大気圏外を飛行するミッドコース段階
  • 大気圏に再突入して落下するターミナル段階

2つ目のミッドコース段階での迎撃手段は海上配備型のSMD、そして地上配備型のGMDがあります。SMDは日本でもお馴染みのイージス艦発射型のSM3があります。今回試験に成功したGBIは地上配備型でアメリカ本土を狙う弾道ミサイルの迎撃を目的としています。

 

GBIは1996年から開発が進められていました。しかし、2008年の試験の成功以降、3回連続で失敗が続いていました。そのため、莫大な予算をかけて開発した迎撃システムに対しての不信感が増大していました。成功率が低いシステムの開発に巨額の予算を投じることは国民の理解を得ることはできず、今回の試験に失敗していれば開発計画の見直しすらありえたため、間一髪で計画は救われたという形ですね。

 

今回の試験成功はGBIの有効性をアピールして、開発の正当性を証明する恰好の材料になりそうです。試験は太平洋のマーシャル諸島にある米軍発射場から模擬弾道ミサイルが発射され、それを米本土カリフォルニア州のヴァンデンバーグ空軍基地からのGBIミサイルが迎撃しました。ちなみにGBIは地上配備型レーダー、戦闘管理および指揮・統制・通信センター(BM/C3)、そして発射用プラットフォームなどの施設・装備から成ります。弾道ミサイルの情報は早期警戒衛星や海上のXバンドレーダーなどから情報を得て、戦闘管理および指揮、統制、通信センターで分析・発射管制を行います。

 

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GBIは現在アメリカ本土に30基配備されており、2017年までに44基に増やす計画です。北朝鮮や中国のミサイルに狙われている日本も海上配備型のSM3、地上配備型のPAC3を迎撃手段として保有していますが、GBIなどの地上配備型ミサイルの配備も十分検討に値するのではないでしょうか。

 

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画像引用元:http://blog.al.com/breaking/2011/10/mock_missiles_move_may_interfe.html

 

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