[航空自衛隊]F-35A初号機引き渡し!三菱重工,米軍配備,22DDH?

2016年9月下旬にアメリカ・テキサス州にあるロッキードマーチン社の工場にて航空自衛隊用のF-35Aが初めて公開されて注目を浴びました。日米の関係者が列席する中で日の丸を付けた初号機は10月には日本側に引き渡される予定です。最新鋭のステルス戦闘機であるF-35の配備は懸念されていた日本の航空戦力の増強に大きく寄与しそうです。

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老朽化によって退役予定のF-4戦闘機の後継機として今のところ42機の導入を予定している最新鋭のステルス戦闘機F-35A。開発の難航やコスト増などの紆余曲折を経て日本向けの初号機が先月下旬にお披露目されました。初公開の際の式典には航空幕僚長を含む日米の関係者が出席して日米同盟の強固さをアピールしました。

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F-35は8月にアメリカで「初期作戦能力」(いわゆる実戦配備状況)を得たばかりであり、まさに最新鋭の戦闘機と言えるでしょう。ステルス性はもちろんのこと、従来のF-15などと比べて僚機や艦船などとの情報共有能力が格段に向上しており、ネットワーク化が重視される現代・近未来の戦闘での優位性は高いでしょう。

F-35の詳しい性能などは→コチラ

 

今回披露された機体は航空自衛隊向けの1号機ですが、従来の機体だと鮮やかな赤で塗装されている日の丸(国籍表示)が機体の色より少し薄いグレーになっているのが話題となりました。これはステルス機であるがゆえの塗装であり、視認性を低くするためのものです。初号機は10月には航空自衛隊側に引き渡され、アメリカにて操縦訓練が行われます。2016年度中に4機の引き渡しが予定されており、2017年度より青森県の三沢基地に配備されます。

さらに、愛知県の三菱重工業・南小牧工場(最終組立及び検査用)では既に昨年12月から組み立てが始まっており、2017年中には2機が引き渡されることになっています。つまり、まずアメリカで組み立てられた機体が4機引き渡され、残り38機は日本で最終組み立てがされます。ちなみにアジア太平洋地域におけるF-35の整備拠点は2018年までに日本とオーストラリアに設置することが決まっています。

 

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航空自衛隊初のステルス戦闘機であり、日本の防空能力の向上に大きく寄与することが期待されるF-35ですが、在日米軍も中国やロシアに対する優位性を保つために2017年に海兵隊仕様のF-35B(垂直離着陸可能)を16機ほどを岩国基地に配備します。これは米軍としては初のF-35の海外配備であり、いかにアメリカがアジア太平洋を重視しているかが読み取れます。垂直離着陸ができるF-35Bですが、日本でも導入して22DDH、つまりいずも型護衛艦に搭載する可能性について議論があります。改修すれば不可能ではないでしょうが、現時点ではいずも型はそのような運用を想定しておらず、全く未定と言っていいでしょう。それよりもいずれ退役時期に直面するF-15Jの穴埋めとしてF-35Aが42機より多く(もしかしたら100機近く?)配備される可能性の方があるでしょう。いずれにせよ、心配されていた日本の防空能力の向上に期待したいものです。

 

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⚪︎画像引用元:http://www.mod.go.jp/asdf/(航空自衛隊HP)

 

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