三菱のF-2支援戦闘機!実力,性能,後継機,動画,画像,改修?

「対艦番長」、「平成のゼロ戦」などの異名を持つ航空自衛隊のF-2支援戦闘機。日米共同で開発され、三菱重工が生産を担当した国産機であるF-2は優れた性能を持ちます。F-15戦闘機と共に日本の空を護る主力として運用されているF-2戦闘機を見ていきましょう。

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 F-2支援戦闘機 三菱 性能 画像

F-2戦闘機は同じく国産機であるF-1戦闘機の後継機として開発された機体です。F-2戦闘機は米空軍のF-16戦闘機をベースに開発された機体ですが、対艦攻撃能力は世界屈指のものです。元々はF-1戦闘機と同様に完全な国産機として開発する予定でしたが、日米貿易摩擦などの対米関係悪化を背景に結局は日米共同開発となりました。

 

F-1戦闘機

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F-16戦闘機

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日米共同開発になった背景には日米貿易摩擦によって対日赤字に悩んでいたアメリカが日本に戦闘機を購入させようとしたことがあります。アメリカによる圧力と国産開発を望む日本の協議の結果、「日米共同開発」という形式になりました。

これには日本に独自の高性能な戦闘機を開発させたくないというアメリカ側の思惑も当然あったでしょう。日本をアメリカ製兵器を購入する「良き客」として維持させるには独自開発を阻止させる必要が少なからずあったでしょう。

こうしてF-2戦闘機は米空軍のF-16をベースとして開発が進められ、「国産」に懸ける日本側の意地によってF-16とは全く別の機体として出来上がりました。部隊には2000年から配備され始め、計94機が生産されました。1機あたりのコストは120~130億円となっています。

 

○性能諸元

全長:15.5m

最大速度:マッハ2.0

航続距離:4000km

戦闘行動半径:833km

乗員:1名(2名タイプも有)

武装:20mmバルカン砲×1(512発)
対艦ミサイル×4・対空ミサイル×2 もしくは 対空ミサイル×8

 

F-2戦闘機の最大の特徴と言えるのがその対艦攻撃能力です。日本側は開発にあたって、対艦ミサイルを4発搭載できる性能を強く要求しました。これは当時、増強を図っていたソ連海軍に対する有効な打撃力を持つことを重視したためです。世界的に見て、対艦ミサイルを4発も搭載できる戦闘機というのは稀です。

対艦ミサイルを4発も搭載できる攻撃能力は日本への侵攻を企図する国にとってかなりの脅威です。効果的な抑止力としてF-2戦闘機の対艦攻撃能力は日本の防衛に貢献しています。そのため、F-2戦闘機は「対艦番長」の異名を持っており、敵艦隊への攻撃や上陸阻止の際にその能力は大いに期待されます。

 

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F-2戦闘機はベース機体となったF-16と比べて主翼面積が大きく増大しており、F-16よりも一回り大きくなっています。しかし、炭素繊維強化複合材などを使用することによって重量増加を抑えており、旋回性などの機動性を向上させています。

さらに、レーダーも三菱電機が開発したフェイズド・アレイ式のレーダーを搭載して探知能力などが向上しています。そして、日本の技術を使った統合電子戦システムも搭載しており、効果的に電子戦に対応できるようになっています。

これらの新技術によって高性能な機体として完成しており、「平成のゼロ戦」、「バイパーゼロ」と呼ばれています。

 

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 F-2戦闘機 実力 後継機 動画 改修

F-2戦闘機は対艦攻撃、航空支援、そして敵戦闘機に対する要撃において確かな実力を保有していると思われます。対艦攻撃に関しては上記に記した通り、世界的に見ても優れた性能を持っています。

そして、航空支援に関してはGPS誘導爆弾・JDAMを搭載できるように改修が進んでおり、陸上部隊に対する支援能力が強化されています。JDAM搭載能力は改修が済んでいる機体と付与されて生産された機体を合わせて70機ほどが保有しています。今後も改修が進むようなので最終的には運用されている全機にJDAM搭載能力が付与されるものと思われます。

 

JDAM

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要撃に関しても最新の対空ミサイルAAM-4を搭載できるように70機が改修されており、AAM-5も搭載できるようになる予定です。そして、研究開発中の次期対艦ミサイルXASM-3も搭載できるようになります。

 

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このようにF-2戦闘機は多様な任務に対応できる実力を持っており、これからも日本の航空戦力の要として運用されていきます。F-2戦闘機は94機生産されましたが、残念ながら生産ラインは既に閉鎖されています。

 

F-2の動画はコチラ⇒動画①

動画②

 

2011年3月の東日本大震災では津波によって松島基地の18機が水没してしまいました。生産ラインが既に閉鎖している事実や海水によって腐食した電子機器などは修復を困難にしており、結局18機中13機が修理されることとなりました。修理費は1機あたり130億円とも言われています。

 

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F-2戦闘機は高性能な機体ですが、気になるのが後継機の計画ですね。航空自衛隊が導入を決定しているステルス戦闘機F-35Aは老朽化したF-4戦闘機の後継機であり、開発が検討されているF-3戦闘機はF-15Jの後継機として予定されています。では、F-2の後継機はどうなるのか?

 

一般的に言われているのが開発が検討されているF-3戦闘機をF-15JとF-2双方の後継機として開発・調達するというものです。つまり、今までF-4、F-15J、そしてF-2の3機種体制だったのが将来的にはF-35AとF-3の2機種体制になるというものです。これには賛否両論ありますが、現実的には十分あり得る構想だと思います。

しかし、F-2は配備され始めてからまだ14年であり、今後まだしばらくは現役任務に就くでしょう。F-2はまだまだ日本の空を舞い、そして護ります。

 

参照過去記事:

【自衛隊】日本がステルス戦闘機F-3心神を開発!三菱,動画,画像!

【航空自衛隊】F-35戦闘機配備!ライセンス生産,性能,韓国は?

【航空自衛隊】対艦ミサイルXASM-3!画像,動画,射程,岐阜基地?

 

画像引用元:http://www.mod.go.jp/asdf/

 

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「三菱のF-2支援戦闘機!実力,性能,後継機,動画,画像,改修?」への1件のフィードバック

  1. あけましておめでとうございます。後継機は、F-35Aが42機揃う前までに・F-16を20機ほど買っておくと良いと思います。ドッグファイトは滅多にあり得ないが、ミグ29に勝てることがアグレッサー試験で分かっておりますので、F-2より性能は落ちても信頼度は計り知れませんよ。ミグ29はF-16の後ろを取れない。Su-27フランカーは未知ですが、いい勝負だと思う。F-35Aはこれからも色々問題が出てくると思われます。

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