【自衛隊】C-2輸送機の最新情報!延期?価格,性能,量産,画像!

航空自衛隊の現行のC-1輸送機の後継機として次期主力輸送機、C-Xを開発しています。このC-XはC-2輸送機として量産される予定で、自衛隊の輸送を担う機体になる見込みです。しかし、開発の段階で不具合が露呈しており、配備が延期される可能性が高いです。

img_aero_A4_01

1970年代に配備され始めたC-1輸送機の後継機として防衛省は2000年に第二次C-X計画を検討。現在、自衛隊はC-1輸送機(25機)とC-130H輸送機(16機)を運用しているが、C-1の方が老朽化が進み、耐用飛行時間数を超えます。そのため、国産航空業界の育成という目論見も含めて海上自衛隊のP-1哨戒機とともに国産戦術輸送機としてC-2輸送機の開発が決定されました。

 

C-1は航続距離が短く、離島などの基地への輸送やイラク派遣など海外への輸送となりと運用しづらい機体でした。自衛隊の国際貢献活動が増える中、海外への輸送任務も重要な仕事となるでしょう。さらに、離島の多い南西諸島の防衛のためにも航続距離が十分ある戦術輸送機の存在が必要なのです。

 

C-1輸送機

img01 (2)

 

C-1の航続距離は最大2400kmでしたが、C-2はC-1よりも多く搭載した状態でも約6500kmも飛行できます。機体がC-1よりも大きくなっているにもかかわらず乗員も3名と2名も少ない人員で運用でき、搭載できる量も8tから約30tに大幅に増えています。速度も650kmから890kmと圧倒的に速くなっています。特徴的なのはC-1よりも機体が大きく、搭載量も4倍近く増えているのに必要とする滑走路の最短距離はわずか500m。これは離島などの小さな飛行場にも離着陸でき、なおかつ多くの物資を輸送できるということです。空自のPAC3や陸自の機動戦闘車も迅速に輸送できる予定です。こうしてみるとC-1よりも圧倒的に優れた性能を有していますね。

103269909

 

 

開発は川崎重工が担当しており、ほぼ同時に開発するP-1哨戒機と約15%の部品を画一化することによって開発費を抑えることに成功しています。P-1と合わせての開発費は約3400億円です。2010年に初飛行に成功して約20~40機を量産をする見通しです。C-2の量産・配備体制が確立されれば、C-1は全機退役、C-130は輸送機としての機数を減らして一部に空中給油機能を付随して運用する予定です。C-2輸送機は本来、2014年に配備開始予定でしたが、不具合が相次いで配備が延期される可能性が濃厚です。

 

P-1哨戒機

main_p-1

 

試作機は2号機まで製造されており、鳥取県の美保飛行場に真っ先に配備される予定です。しかし、地上での機体構造強度試験の際に、貨物扉と後部胴体に損壊が発生しました。さらに、機体の強度不足という問題が露呈して防衛省は今年の6月に今年度からスタートする予定であった配備計画を2年前後延期させる方針を決めました。これによって初号機の配備は2016年頃までずれ込んでしまいました。しかし、機体の安全性に万全を期すためにはやむを得ない処置でしょう。

 

photo04010013

 

延期は今回で3回目で国産機の開発の難しさを改めて思い知らされた感じですね。これで開発費も予定の800億から3倍以上の2600億に増えて、開発費用の抑制という当初の目論見は外れた形となってしまいました。原因究明に防衛省は東京大学の教授に調査依頼をしたそうですが、「軍事研究」になると拒否されたそうです。これもいかがなものかと思いますね。とにかく、原因究明を早く進めてこれ以上の延期を回避してほしいです。

 

1406_3_img1

 

我が国の航空業界はやはり戦後直後の一時期の間に開発禁止がなされていたために未だに航空機の開発は不得意という感じが否めませんね。特にC-2は自主開発としては最大の機体になるようで色々不具合が出るのは自明の理なのかもしれませんね。こうしてみると、確実な輸送力を確保するためにC-2とC-130の二本立てで運用するのがベストの気がします。C-130は古い機体で搭載量もC-2に及びませんが、信頼性と安定性、そして他国における部品の融通性では圧倒的に勝りますからね。

C-130H輸送機

img01

 

日本の安全保障環境が刻々と悪化していく現在、すでにC-1の退役も始まっている点も考慮すると早期に問題を解決して配備を実現してほしいですね。小さい国土とはいえ、南北に縦長く、離島も多い日本には航続距離が長く、輸送量も多いC-2のような輸送機が必要な存在でしょう。一日でも早く日本の空を飛ぶ姿を拝見したいものですね。

 

関連記事:

【海上自衛隊】P-1哨戒機の最新情報!韓国,海外反応,T-IDG,配備,性能?

【海上自衛隊】次期輸送機にC-130を導入!中古機購入!

 

画像引用元:http://www.mod.go.jp/trdi/

http://www.mod.go.jp/asdf/

http://www.mod.go.jp/msdf/

 

1 2 ・・・次のページ

スポンサードリンク

「【自衛隊】C-2輸送機の最新情報!延期?価格,性能,量産,画像!」への1件のフィードバック

  1. 原因は「応力外皮構造にあると思います。」フレームのスパンを2mmから4mm間隔を小さくすれば済むことです。胴体設計のみの変更なので三菱重工の担当で川崎重工の設計責任者が三菱グループに問い合わせるべきでしょう。ペイロードは2トンほど小さくなりますが:それでもなお、優秀な輸送機ですよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です