新型護衛艦25DDの最新情報,建造状況は?16セル?

昨年の8月6日に海上自衛隊の創設以来、最大の護衛艦である「いずも」が進水したことが話題になりましたね。そして、今年の3月13日にはあきづき型護衛艦の4番艦「ふゆづき」が就役しました。これでめでたく最新鋭のあきづき型護衛艦は4隻全てが揃い、各護衛隊群に配備されたわけですが、こうなると気になるのが次の護衛艦ですね。ではあきづき型の次は果たしてでしょうか?

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上の写真はご存知の方も多いように護衛艦「あきづき」です。前級のたかなみ型やむらさめ型とは明らかに違う画期的な設計になっており、ステルス性をかなり重視していることが明白ですね。

さて、まずはあきづき型のおさらいを軽くしておきます。有事の際には本来、艦隊防空の重責を担うイージス艦は弾道ミサイルが飛来する可能性が高い場合はそちらの防衛に専念します。そのため、艦隊の防空の中核を代わりに担うのがあきづき型になります。個艦防空のみならず、僚艦防空も担当するわけです。特徴としては、「FCS-3A」という最新の射撃指揮システムと「ESSM」という対空ミサイルを中心に対空戦闘を行います。旧帝国海軍の秋月型防空駆逐艦から艦の名を継承したのに相応しい頼もしさですね。まさに「和製イージス」の名に恥じない性能です。

 

あきづき型はこのように艦隊防空の中核を担う主力として活躍するわけですが次級はより対潜水艦戦闘に重きを置いた護衛艦となるようです。名称は5000t型護衛艦、1番艦は予算が下りたのが平成25年度であったことから25DDと呼ばれています。25DDの基本的な設計のベースはあきづき型と同じ。

 

25dd

○25DD

建造費:701億円(2番艦は729億円)

全長:151m

基準排水量:5000t

速力:30ノット

・兵装

– 62口径5インチ単装砲×1

– 高性能20mm機関砲(CIWS)×2

– Mk.41 VLS 16セル(ESSM、短SAM、07式対潜ミサイル)

– 90式SSM 4連装発射筒×2

– 3連装短魚雷発射管×2

・艦載機

– SH-60K哨戒ヘリコプター×1

 

あきづき型と違う主な特徴は、

・FCS-3のアンテナ面が艦橋部に4面全て配置(能力は個艦防空程度)

・主機方式が護衛艦としては初のガスターボエレクトリック・ガスタービン複合推進(COGLAG)

・VLSのセル数があきづき型の32から16セルへ

・対潜水艦ソナーの強化(OQQ-24とOQR-4)

・最新の12式短魚雷の搭載

 

25DDとあきづき型の比較表は→コチラ

進水した25DDの1番艦については
[海上自衛隊]あさひ型護衛艦進水!25DD,VLS,性能,あきづき型?

このように対空能力が減らされている代わりに対潜能力が大幅に強化されてます。おそらく、あきづき型が防空担当艦、25DDが対潜担当艦、のようにそれぞれが強みを生かして艦隊というチームで連携して防衛に当たります。VLSに関しては半減していますが必要に応じて16セルが追加搭載可能とのことです。ソナーは艦首に装備するOQQ-24と曳航式のOQR-4のコンビネーションを採用。発信と受信を別々の艦が行うことによって対潜能力の精度を高める狙いです。

 

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25DDは2018年春の就役を予定していますが気になるのが同型艦が何隻建造されるかということですね。東シナ海が風雲急を告げる昨今の安全保障情勢。より確実な防衛力と抑止力を確保するためにも十分の数の高性能かつ新鋭の護衛艦を配備しておきたいものです。幸い、自民党政権による新方針では護衛艦の定数を現在の48隻から54隻に増やす予定ですからこの5000t護衛艦に関しても4隻~6隻量産される可能性は大いにあります。現在のところ、2番艦までの予算が下りていますので今後に期待ですね。

 

参照・関連記事はこちら

[海上自衛隊]あさひ型護衛艦進水!25DD,VLS,性能,あきづき型?

[海上自衛隊]あきづき型護衛艦!性能・実力,進水,6隻,後継?

【海上自衛隊】日本の護衛艦定数を10隻増強?防衛省が検討

 

 

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「新型護衛艦25DDの最新情報,建造状況は?16セル?」への3件のフィードバック

  1. 対潜能力なら旗艦のひゅうがやいずも型があるから、潜水艦とはやぶさ型ミサイル艇を増やしたがよいのでは?若しくは、あきずき型の5番6番艦を作った方がコストが安くなる、プロトタイプをしょっちゅう変えていたら予算がかかると思います。中国の良いところは、大量生産で安く数を揃えることで、性能差は然程無いモノを揃えるところだと思います。

  2. 25DDの能力は個艦防空程度!!! 16セル!!!
    ふざけてはいませんか?
    某国が侵略する時は、先ずはミサイル/航空機による攻撃でしょう。
    守るのは国土/国民で、護衛艦だけではないでしょう。
    100,発200発という、飽和攻撃に対し1発でも多く防御する為に、
    能力いっぱいの努力をすべきでしょう。つまり、32セルが可能なら、そうすべきでしょう。もう1艦ふやすのは大変です。また艦隊がいつも健在とはかぎりませんから。

  3. はっきり言って、米海軍の最もウイークな対潜能力の強化です。ヘリ護衛艦なんぞ最たるものですが、それを補完するのが25DDですから、あくまで米軍の要求で造られた海上自衛隊でありますよ。米国のリスクは北朝鮮ですが、日本としては尖閣問題もありますので中国が仮想敵国。中国の飽和攻撃は理屈では可能ですが、攻撃を仕掛ける側の被害も甚大ですから、私はやってこないと思います。「仕掛けるぞ!」と威圧する効果はありますけど、防衛省は本気で飽和攻撃を受けるなんて、殆ど考えておりません。やはり最大の武器は潜水艦です。もう少し攻撃力があり、行く行くはトライデント型なんぞ乗せられる性能になれば、それだけで抑止力は一気に上がります。それにしても「そうりゅう」は速度が遅すぎますから、待ち構えてズドーン戦法しか取りようがありません。オーストラリアが採用しなかった理由も納得できます。

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