トマホーク巡航ミサイルとは?値段,価格,射程距離,威力,破壊力,日本,自衛隊?

アメリカ軍が運用している「トマホーク」は巡航ミサイルの傑作と評されており、優れた性能を誇ります。長年にわたって配備されており、対地攻撃などでアメリカ軍の軍事作戦で重用されてきました。高い実績と安定した信頼性を持つこのトマホークミサイルとは一体どのようなミサイルなのか?

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トマホーク巡航ミサイルとは?

「トマホーク」は主にレイセヨン社が開発した巡航ミサイルであり、高い性能と実績を持っています。開発は1970年代にスタートして、1980年から対地・対艦攻撃用の兵装として前線に配備され始めました。トマホーク・ミサイルは使用する目標によって主に二種類あり、対艦攻撃用、対地攻撃用に分類されます。

○性能諸元:トマホーク巡航ミサイル(基本)

全長:5.56m

直径:0.52m

速度:時速880km

エンジン:ターボファンエンジン

対艦攻撃用のトマホークはハープーンミサイルの誘導システムを応用しており、敵艦艇の発する電波を探知するパッシブ式とトマホーク自体に内蔵されたレーダーで探索するアクティブ式を併用して目標に向かいます。対艦攻撃用のトマホークは射程460km以上ありますが、1発あたりの価格が1.5億円以上するため、現在は引退しています。対艦攻撃用のトマホークは射程と弾頭量などの面で優れた性能を持っていましたが、1発あたりのコストが高すぎるため、比較的廉価なハープーンミサイルに完全移行しました。

 

対地攻撃用のトマホークは様々なバージョンがありますが、最新のタクティカル・トマホークは射程が3000kmもあります。タクティカル・トマホークは部品の見直しなどで1発あたり約7000万円という価格になっています。その他のバージョンは1,200~2,500kmの射程距離となっています。

基本的には水上艦から発射されますが、潜水艦からも発射可能です。発射されたトマホークはTERCOM(地形等高線照合システム)と搭載されているレーダー地図や慣性航法システムを使用して目標に向かって進みます。そのため、地形を利用した飛行を可能であり、探知されにくいようになっています。

 

しかしトマホーク・ミサイルは巡航ミサイルであり、亜音速の速度で飛行するため、ミサイルとして比較的迎撃が容易な部類に入ります。そのため、発見される確率を少しでも減らすために夜間に発射されることが多いです。

それでもTERCOMなどの誘導システムのおかげで誤差6mという高い命中率を誇るので今でも有効な攻撃手段として多く使用されています。現在でも中東の騒乱や戦乱などにおける対地攻撃のために洋上に展開したイージス艦から発射されます。

 

トマホークの威力や破壊力は?

トマホーク・ミサイルは様々なバリエーションがあるため、その威力も多岐にわたります。弾頭を変更できるので、破壊力は搭載されている種類によって変わります。以前は核搭載型もありましたが、これが一番の破壊力を持っていたのは明らかです(引退済み)。

同じく引退している対艦攻撃型は着弾による破壊と延焼で艦の機能を喪失させる能力を持っていました。その破壊力は凄まじく、1発で通常の艦艇はもちろんのこと、大型艦も戦闘不能に陥ります。

着弾の瞬間

現在運用されている対地攻撃型の中には通常弾頭の他に戦車や装甲車などの車両を広範囲で破壊するために子爆弾を100個以上内蔵したものがあります。広範囲にわたって甚大なダメージを与えることができます。さらに、地下の目標を攻撃するための強化徹甲弾頭を搭載したものもあり、地下陣地の破壊などに使用されます。

このように地上攻撃型は陣地や車両を破壊するには十分な威力があり、軍事施設も機能を喪失させることが可能です。実際にアメリカ軍が対地攻撃に使用する時は、1、2発とかではなくかなりの数のトマホークを発射するので破壊力は凄まじいものになります。

 

自衛隊も導入するのか?

さて、トマホークはアメリカ軍が運用していますが、日本の自衛隊も導入する話がしばしば現れました。実際、レイセヨン社が日本の防衛省に売り込みに来たという話もあり、アメリカとしては日本はトマホークの有力な売り込み先なのでしょう。

今後は自衛隊も島嶼防衛が最重要課題となり、離島奪還の際に必要となる対地攻撃能力をどうするのかという話も出るでしょう。その際、対地攻撃任務で実績と信頼性のあるトマホークの導入も検討されるはずです。ただ、前述したようにミサイルの中でも遅い部類に入るので、相手が近代装備を保有する正規軍の場合は撃墜されやすいです。そのため、日本独自もしくはアメリカとの共同研究で新しい対地ミサイルを開発した方が賢明かもしれません。

 

画像引用元:http://www.raytheon.com/ (レイセヨン社HP)
http://www.navy.mil/ (アメリカ海軍HP)

 

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「トマホーク巡航ミサイルとは?値段,価格,射程距離,威力,破壊力,日本,自衛隊?」への1件のフィードバック

  1. 巡航ミサイルにエンジンは必要ないですよ。JSDFが独自にラムジェット式の巡航ミサイルを開発するべきでしょう。現代戦の勝利のカギは巡航ミサイルの命中精度ではなく「巡航ミサイルのレインジと破壊力でしょう。」中国の空港兵站、特にハンガーやタワーに落ちればよい程度の命中精度で十分ですよ。

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