[海上自衛隊]日本のイージス艦あたご・こんごう!性能,一覧,8隻?

古代ギリシア神話で「神の楯」という意味の「イージス」。その神の楯のシステムを搭載するイージス艦は海上自衛隊の護衛艦部隊でも花形として位置づけられており、日本を護る楯となります。海上自衛隊のイージス艦の性能は如何に?

 

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 イージス艦 海上自衛隊 日本

日本の海上自衛隊は多くの護衛艦を保有していますが、その中で「花形」として見られているのが「イージス艦」です。イージス艦とはアメリカが開発したイージスシステムを搭載している艦艇です。

イージスシステムとは

  • 広範囲かつ正確な索敵能力
  • 高速・正確な情報処理能力
  • 多目標に同時対応できる対空能力

を特徴とする高性能な装置です。イージスシステムはイージス戦闘システムの中核として機能し、広範囲の索敵が可能な強力なレーダーを使用して敵を発見・識別して優秀な対空防衛システムによって対処します。一般的に10個近い目標と同時に交戦できるとされており、他の艦艇と比べると非凡な能力を保有しています。

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モグラ叩きで例えると、今まで同時に叩けたのは2匹のモグラでしたが、イージス艦は200匹のモグラを探知して脅威の高いものを識別、同時に10匹以上を叩きます。こうしてみると彼我の性能は歴然ですね。

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 イージス艦 こんごう 性能

日本の海上自衛隊はこのイージス艦を1993年から保有しており、「こんごう型」と最新の「あたご型」の2種類を運用しています。

 

○性能諸元:こんごう型イージス艦

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基準排水量:7750t

満載排水量:9485t

全長:161m

速力:30ノット以上(時速55.5km以上)

航続距離:6000海里(20ノット時)
11112km(時速37km時)

乗員:300人

兵装:54口径127単装速射砲×1
高性能20mmCIWS×2
Mk.41 VLS(29+69セル)
ハープーンミサイル4連装発射筒×2
3連装短魚雷発射管×2

艦載機:着艦は可能

 

「こんごう型」は就役してから20年近く経ちますが未だに海上自衛隊の主力として日本の防衛にあたっています。垂直発射型のVLSを前後の甲板に配置しており、アスロック対潜ミサイル、SM-2対空ミサイル、そして弾道ミサイル防衛用のSM-3を発射できます。

「こんごう型」の索敵範囲は約450kmと言われており、同時に6~10個の対空目標に対応可能とみられています。

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「こんごう型」が計画された時は日本にとって最大の脅威はソ連軍でした。ソ連海軍や空軍からの対艦ミサイルによる飽和攻撃から艦隊を守るために同時に多数の目標に対応できるイージス艦の導入を決めたのです。しかし、1番艦の「こんごう」が就役した1993年にはソ連は既に崩壊していました。そのため、イージス艦は不要という意見も出ました。

しかし、その後の北朝鮮によるミサイル脅威を受けて弾道ミサイル防衛の課題にイージス艦に白羽の矢が立ちました。「こんごう型」は4隻ありますが全隻が弾道ミサイルに対処できるように改修されており、迎撃試験でも概ね成功しています。

 

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 イージス艦 あたご 性能 一覧 8隻

さて、次は最新の「あたご型」について見ていきましょう。

○性能諸元:あたご型イージス艦

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基準排水量:7700t

満載排水量:10000t

全長:165m

速力:30ノット以上

乗員:300人

艦載機:1機

兵装:62口径5インチ単装砲×1
高性能20mmCIWS×2
Mk.41 VLS(64+32セル)
90式対艦ミサイル4連装発射筒×2
3連装短魚雷発射管×2

 

「あたご型」は「こんごう型」と比べてステルス性を考慮した外観となっており、マストや主砲がステルス形状になっています。建造時から弾道ミサイルに対する索敵・追尾能力が付与されていましたが、迎撃能力は持っていませんでした。そのため、現在は弾道ミサイルを迎撃できるように改修されており、いずれ「こんごう型」と同様に迎撃試験に挑むものと思われます。

戦闘指揮所(CIC)の他に司令部作戦室(FIC)が設置されており、指揮統制能力は「こんごう型」よりも優れています。イージスシステムは「こんごう型」よりも新しいベースライン7.1ですが、「こんごう型」も改修でバージョンアップしており、決定的な差はないものと思われます。

 

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「あたご型」は優れた対空戦闘能力を保有しており、同時に12発の対空ミサイルを誘導可能と言われています。主砲はアメリカ海軍が標準装備するMk.45 Mod4 62口径5インチ単装砲を搭載しており、「こんごう型」と違ってイージスシステムに統合されています。この主砲はGPS誘導砲弾も射撃でき、使用時には116kmの射程を誇ります。

「あたご型」は「こんごう型」と違って艦載機を収容する格納庫を設置しており、運用能力を持っています。哨戒ヘリ1機を格納・運用可能ですが、予算の関係からか、常時搭載はされていません。しかし、安倍政権によって防衛費が増額したため、哨戒ヘリの増強が図られて搭載される可能性もあります。

 

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日本のイージス艦は基本的に1隻あたり1200~1400億円のコストとなっています。これは通常の護衛艦と比べると数倍の価格であり、維持費も高額です。しかし、イージス艦の高い性能は海上自衛隊の増強と日本の防衛において重要な役割を果たしていると言えるでしょう。

「あたご型」は「あたご」、「あしがら」の2隻が建造、配備されており、これで海上自衛隊のイージス艦は6隻となりました。以下が現段階で海上自衛隊が保有するイージス艦の一覧です。

 

  • こんごう型

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・こんごう-1993年就役
・きりしま-1995年就役
・みょうこう-1996年就役
・ちょうかい-1998年就役

 

  • あたご型

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・あたご-2007年就役
・あしがら-2008年就役

 

「あたご型」は2隻のみの建造で一旦は終了しましたが、安倍政権はイージス艦の増強を決定しており、2隻が追加建造される予定です。平成27年度の予算に3番艦の建造費と4番艦のイージスシステム取得費が盛り込まれました。この増強によって日本のイージス艦は8隻体制となり、世界的にみてもかなり強力な海軍力となります。

 

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○参照・関連記事

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【海上自衛隊】新型イージス艦を2隻追加建造!8隻へ!名前は?

 

画像引用元:http://www.mod.go.jp/msdf/index.html

http://www.navy.mil/

 

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