[陸上自衛隊]第一線救命隊員を新設!隊員の生存率向上へ!

防衛省は有事発生時の最前線における隊員の生存率を向上させるために「第1級救命隊員」を育成する方針を決めました。今年に入って自衛隊員の携行救急キットがあまりに粗末であるとの批判・指摘を受けての対策とも考えられており、有事を想定した医療体制、救命措置を整える狙いがあります。

 

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離島奪還作戦などの有事の際に最前線での隊員の生存率向上を目的とした第1級救命隊員の新設と育成が行われることが分かりました。陸上自衛隊には衛生科が存在しますが、本格的な医療活動は基本的には後方の野戦病院にて活動することを想定しています。

陸上自衛隊の野戦病院装備

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仮に今の状態で有事が発生した場合は最前線では医師免許を持った者(医官)以外は外科的な救命措置を行えません。このままでは後方の野戦病院に搬送するまでの人命リスクが高いため、最前線の救命隊員に外科的救命措置や鎮痛剤・抗生剤の投与などを認めて生存率を高める方針です。実際に米軍は近年のイラクやアフガニスタンで最前線の衛生兵による気管切開などの外科的医療活動を認めた結果、負傷した隊員の生存率が向上したとのデータを発表しています。

有事を想定した体制を整えておくことは必要かつ重要であり、救命医療体制もその例がではありません。第1級救命隊員の育成は2017年度から始まる予定で、離島奪還作戦を担う水陸機動団などに優先的に配属されることが予想されます。ただ、その前に法律の改正などを行う必要があります。

今回の方針のように自衛隊員の有事を実際に想定した人命リスクの軽減を目指す対策は歓迎すべきでしょう。しかし、まだまだ見直すべき点はあります。今年すでに指摘・批判されたように隊員が携行する国内用の救命品が包帯と止血帯だけという内容があまりに後進的だと話題になっています。人命リスクを下げて生存率を向上させるためには個人の携行救命品をハサミ、テープ、手袋、消毒剤などを追加して内容を充実させることが急務でしょう。

 

画像引用元:www.mod.go.jp/gsdf/ (陸上自衛隊HP)

 

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