[海上自衛隊]輸送艦おおすみ型!くにさき,フィリピン,伊豆大島,空母,改修?

海上自衛隊は現在、離島防衛を見据えた輸送能力の強化に努めています。強襲揚陸艦の導入などが話題となる中、海上自衛隊の輸送力の中心的存在であり、今後も中核として任務遂行が期待される「おおすみ型」について見ていきたいと思います。

 

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おおすみ型輸送艦は1998年より配備されている海上自衛隊の輸送艦であり、計3隻で輸送力の中核として活躍しています。自衛艦としては初めての全通甲板式であり、計画当初は「空母」や「強襲揚陸艦」として中国や韓国から批難されました。

おおすみ型は艦の後部にエアクッション型揚陸艇を収用するウェルドックが設置されており、そのためドック型揚陸艦とも位置づけられます。全通式甲板のため、ヘリコプターや車両を繋留することが可能です。

 

○性能諸元:おおすみ型輸送艦

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基準排水量:8900t

満載排水量:14000t

全長:178m

幅:25.8m

速力:22ノット(時速40.7km)

乗員:135名

兵装:20mmCIWS×2

艦載:エアクッション型揚陸艇×2

 

輸送能力としては陸上自衛隊員1個中隊330名を戦車などの装備とともに運べます。車両は艦の側面にあるサイドランプから乗り入れ、エレベーターを使って第一甲板(一番上)まで運搬することができます。

大型トラックなどの車両は輸送能力をフル活用した場合は65台ほど搭載できます。戦車の場合は90式で10両前後、74式だと18両搭載できるようです。最新の10式戦車は90式よりも軽量なので15両前後は搭載可能ではないかと思われます。

 

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艦の後部には上記のようにエアクッション型揚陸艇LCACが2隻搭載されており、あらゆる海岸に人員、物資、装備を揚陸できます。艦尾にある扉を開くことでLCACを運用することができます。

LCACはボバークラフト式の揚陸方法を採用しているため、砂浜以外の海岸にも揚陸できます。そのため、従来より戦力を上陸させることができる場所の選択肢が大幅に増えました。LCACは戦車1両もしくは車両3~4台を輸送することができ、速度も速いので迅速な揚陸作戦が可能です。

 

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ヘリコプターも第一甲板に搭載できますが、基本的に航行しながらの離発艦はしません。車両などを搭載する第4甲板をヘリコプターの格納庫として転用できますが、この際はヘリのローターを外さなければいけません。そのため、離発艦するためにはかなりの時間がかかります。こうして見ると航空機の運用能力はひゅうが型の方が圧倒的に高く、おおすみ型を一概に「空母」として捉えるのは正しくないように思えます。

 

おおすみ型は輸送艦という特性を生かした任務に就くため、災害時には一番活躍する艦種と言っても過言ではありません。災害発生時には救急車両や支援物資を搭載して被災地に届けます。そして港湾施設が被災して使えない時はLCACやヘリを使用して輸送作戦を行います。

 

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実際に東日本大震災ではLCACが直接海岸に物資を揚陸して被災地を支援しました。そしておおすみ型は人員の輸送も任務の一つとして設計されているため、被災者を艦内に収容することも可能あり、民間人を最大1000名ほど収容できる能力を備えています。

艦内には手術室、集中治療室、病床などの医療設備も充実しています。第4甲板に広い格納庫を持つため、ここに臨時のお風呂を設置したりするなどの例もあります。このようにおおすみ型はまさに洋上の避難所として有効に機能します。

 

最近では昨年の伊豆諸島での台風26号被害に「おおすみ」が支援物資や捜索ための重機などをLCACを使って伊豆大島に届けました。そしてフィリピンの台風被害でも「おおすみ」は「いせ」などとともに現地に赴き、救援活動に従事しました。

この際もLCACやヘリを使って救助活動や救援物資の輸送を行いました。医療設備も被災者の治療で使用され、現地の人たちを同様に派遣された米海軍とともに救助しました。このように「おおすみ型」は上陸作戦だけではなく、災害派遣でも十分な救助・支援活動を行える能力を持っています。

 

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おおすみ型は輸送作戦の中核として活躍しますが、現在の自衛隊の島嶼防衛作戦の重視を受けておおすみ型はさらに注目されています。離島奪還のための部隊を輸送する重要な存在として注目されており、オスプレイなどを効率的に運用できるように改修が計画されています。

従来よりも航空機運用能力を上げる計画のようで、昨年行われた日米合同演習ではオスプレイが着艦しています。これはおおすみ型でもオスプレイを運用できるか判断する一種の試験であったと思います。

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筆者としては導入予定の強襲揚陸艦やひゅうが型、いずも型とともにおおすみ型は離島奪還作戦の要となるため、改修には賛同します。より迅速に人員、装備、物資を輸送できるように航空機運用能力をもっと強化する必要があると考えます。

しかし、おおすみ型は「おおすみ」「しもきた」「くにさき」のわずか三隻。昨年相次いだ災害派遣で全体的な輸送力不足が指摘されたようにもっと輸送艦やその能力を持つ艦を増やすべきでしょう。

 

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画像引用元:http://www.mod.go.jp/msdf/index.html

 

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