[航空自衛隊]次期空中給油機はKC-130?KC-767J,構造,性能?

現代空戦においては戦闘機や他の軍用機の航続距離・滞空時間を延長される空中給油機が重要な役割を演じます。空中給油機はもはや現代戦において外せない存在となっており、先進空軍はほとんど保有しています。我が国の航空自衛隊ももちろん保有・運用しています。

 

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 空中給油機 KC-767J 性能 構造

現代の航空戦においては航続距離や滞空時間を伸ばすために「空中給油」させることが重要な任務となります。空中給油をする場合は高度な技術と練度はもちろんのこと、「空中給油機」そのものが必要となります。

日本の航空自衛隊は現在、KC-767という空中給油機を4機保有・運用しています。KC-767は旅客機のボーイング767をベース機体として開発されたものであり、イタリア空軍と日本の航空自衛隊が最初の顧客となりました。

 

○性能諸元

全長:48.5m

乗員:4名

速度:時速1028km(マッハ0.84)

航続距離:7200km

最大燃料重量:91.6t

 

航続距離に関しては航空自衛隊の公式発表では7200kmとなっていますが、これは30tほどを搭載した状態での距離であり、4.5tだと14000km程まで飛行できます。そして最大燃料重量は91.6tほどとなっており、航空自衛隊の運用する主力戦闘機、F-15Jを15機分給油できます。

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空中給油機は構造として給油用の燃料を胴体の床下部分に搭載します。そして、フライングブーム方式を採用しており、給油機側がブームと呼ばれる後部の尾部にある給油ノズルを操作して給油を受ける側の燃料口に挿入します。

KC-767は給油操作をコックピットのオペレータ席から画面を見ながら行います。さらに、KC-767は給油をするだけではなく、「受ける」ことも可能です。そして輸送機としても使用することができ、人員200名もしくは車両4台を搬送できます。このように空中給油機としてだけではなく、輸送機としても使える「マルチな機体」でもあります。

 

 

 航空自衛隊 次期空中給油機 KC-130

航空自衛隊は現在、4機の空中給油機を保有していますが、迅速な作戦遂行を行うためには15機ほどを保有したいようです。しかし、KC-767は1機あたり223億円するため、現在の予算状況では15機も導入・運用することは困難です。

そのため、自衛隊は輸送機のC-130に空中給油能力を付与したKC-130を導入しました。C-130は輸送機としては有名かつ高い評判と実績のある機体であり、価格もKC-767と比べると安価な機種です。中古機も多数存在しており、より廉価で購入でき、改造すれば多様な任務にも対応できる機体として使えます。海上自衛隊もC-130の中古機を導入することを決めています。

 

C-130

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海自のC-130に関する記事は⇒コチラ

 

中期防衛力整備計画では空中給油機を新たに3機導入する計画であり、これはぜひKC-767を導入してほしいものです。しかし、予算的な制約を考えるとKC-130になる可能性が高いと思われます。現在、航空自衛隊はKC-767を4機とKC-130を1機保有していますが、防衛省はこれを倍増させる意図があり、将来的にはKC-767も6~8機体制になるのではないでしょうか。

 

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KC-767を主力としながらKC-130が機数不足を補完するという体制になるのではないかと推測されます。高価なKC-767を全体的に少数として運用してKC-130を比較的多数として運用する「ハイローミックス」体制も考えられますね。

 

○関連記事:

[航空自衛隊]次期空中給油機にKC46A!追加,仕組み,画像?

 

画像引用元:http://www.mod.go.jp/asdf/ (航空自衛隊HP)

 

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