[初の試み?]私立•高知中央高校が自衛隊コースを新設!

高知県にある私立高校、高知中央高校が2016年度から普通科に自衛隊コースを設置します。将来の自衛官養成を目指す取り組みは防衛大学校以外では全国初です。興味深いこの動きに注目してみました。

renja01

私立・高知中央高校は来年度から自衛官の養成を目指す「自衛隊コース」なるものを普通科に新設することを決めました。自衛隊コースの定員はまだ決まっていませんが、普通科160人の中に新設されるため、規模としては1クラスほどでしょう。人数は20人〜40人と予想されます。内容の詳細は未定ですが、銃剣道や自衛隊の歴史や活動内容の授業を週6時間ほど実施します。進路に関しては自衛隊試験の対策に加えて、警察官などの他の公務員への道も考慮されています。ですから、絶対に自衛官の道を進まなければならないというわけではないようです。

 

b6

銃剣道の様子

 

自衛隊コースの新設理由として高知中央高校は「安全保障の要を担う自衛隊への入隊者と人材育成を行うため」としています。高知県内の自衛隊入隊者が毎年100人ほどいるため、これらの需要を見込んでの開設もあるようです。授業には高知県の自衛隊地方協力本部が全面協力し、現役の自衛官やOBが指導と育成にあたります。

一般校に自衛官育成を目指すコースができるのは全国初の試みであり、自衛隊への入隊者を確保する上では一定の効果があるものと思われます。自衛隊に興味を持ち、自衛官としての進路を考えている若者にとっては、実際に入隊する前に活動や仕事内容に触れる貴重な体験となるでしょう。むろん、自衛隊コースだから他の学習が疎かにされるわけではなく、通常の高校学習の中に自衛隊関連の授業を一部導入した形となります。

 

この自衛隊コースの新設に関して色々賛否両論があると思われますが、安全保障と国防の最前線を担う自衛隊についてもっと身近に知る、接する機会としては有益なものだと考えます。自衛隊も立派な職業であり、人生の道、選択です。自衛官の道を考える者にとっては、将来についてより真剣に向き合う貴重かつありがたいコースでしょう。自衛隊側にとっては興味を持つ者と入隊者の一定確保、自衛隊の存在や活動に対する理解の広がりというポジティブな効果があります。さらに、国防や安全保障のみならず自衛隊のもう一つの強みである防災についての知識や技能を教えて地域全体に貢献する良い機会です。初の試みですが、ぜひとも成功して日本の安全保障に貢献してほしいですね。

 

画像引用元:http://www.mod.go.jp/gsdf/ (陸上自衛隊HP)

http://www.mod.go.jp/gsdf/1abnb/index/html (第一空挺団HP)

 

1 2 ・・・次のページ

 

     

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です