【韓国海軍】独島級揚陸艦!性能,欠陥,火災事故,2番艦?

お隣の韓国海軍はその象徴的な艦艇として独島級揚陸艦を保有しています。韓国が現在占拠している日本の固有領土「竹島」の韓国名を艦名として持つこの艦は明らかに日本を意識したもの。その独島艦の性能は如何に!

 

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 韓国海軍 独島級揚陸艦 性能

韓国海軍はなにかと海上自衛隊を意識した軍備の整備・保有をしますが、その最たるものがイージス艦※世宗大王と今回の独島級揚陸艦でしょう。まず艦名の「独島」というのが日本を意識したもの以外の何物でもありません。係争中の島の名前を軍艦につけるというのは日本に対する挑発でしょうね。

 

さて、その独島艦の性能ですが、評判はあまり芳しくありません。

○性能諸元

基準排水量:14300t

満載排水量:18800t

全長:199m

全幅:31m

速力:最大23ノット

航続距離:18ノットで10000海里(18520km)

乗員:330名

兵装:ゴールキーパー30mmCIWS×2
RAM21連装発射機×1

艦載機:最大10機

 

独島級揚陸艦は韓国海軍が現在進めている「機動艦隊構想」の一翼を担う存在として計画されました。この機動艦隊は海上自衛隊の護衛艦隊に匹敵するものであり、イージス艦、国産の駆逐艦、そして強襲揚陸艦などで構成される予定です。遠洋における作戦行動能力を強化して沿岸海軍から外洋海軍への脱皮を目指しています。

 

独島艦は2005年に進水、2007年に就役しました。進水した際に艦名を「独島」と名付けることを発表。政治的摩擦を引き起こしましたが、韓国側は独島艦を機動艦隊の旗艦として位置づけました。

独島艦は全通甲板型の艦型であり、一見空母に見えます。実際、軽空母として運用する構想もあったと推測されますが、現在の韓国海軍はそのような運用計画はないと否定しています。

そしてウェルドックも備えており、海上自衛隊のおおすみ型輸送艦とひゅうが型護衛艦を足したような感じになっています。「揚陸艦」の名からも分かるように上陸作戦などで使用されるのを主目的としているため、輸送力もそれなりに高いです。基本的には兵員400人、K1戦車10両、水陸両用兵員輸送装甲車16両を運べます。ウェルドックにはLCACを最大2隻搭載できます。

 

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航空機の運用でも5つの発着スポットが設けられており、車両甲板を転用した場合は最大10機のヘリコプターを収容できます。しかし、この航空機の運用は停船していることを前提としているので、航行しながらの離発着は難しいようです。

 

 独島級揚陸艦 欠陥 火災事故 2番艦

しばしば海上自衛隊の「ひゅうが」や「いずも」と比較されがちな独島艦ですが、問題点も多々あります。

まずは搭載すべきヘリコプターが予算の関係で就役から7年たった今も確保できていないという問題。そのため、現在は機動訓練を海ではなく池で実施しています。そして、艦上訓練でも使用するヘリが防錆処理をしていないので着艦訓練のみしかできず、戦力化とはほど遠いようです。実際に艦載機が十分に確保されて戦力化されるのは今からさらに8年後の2022年になると言われています。

 

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さらに、搭載されているレーダーが甲板に反射して虚偽目標、いわゆるゴーストが映ってしまう問題が就役前に判明。4回も修正を試みましたが、結局解決できないまま韓国海軍に引き渡されました。その後、ある程度は解決できたものの、今でも直線走行時に数個のゴーストが発生してしまうようです。これは運用に支障をきたしているのは間違いないでしょう。

そして、搭載兵装の一つである、30mmCIWSの「ゴールキーパー」。搭載されている2基のうち、後部に設置された1基が高い位置にあるため、俯角射撃をするとヘリ甲板にある味方の艦載機をも誤射してしまいます。これはかなりとんでもない欠陥ですが、上記のように予算不足で艦載機を十分に搭載できていないので今のところはさほど問題はないのでしょう。通常、全通甲板式の艦艇が近接兵装を搭載する場合は一段低い突出した部分に設置するものなのですが・・・

 

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さらに、2013年4月に発電機室で浸水事故が発生しており、2基の主発電機が使用不能に。その後、2基は修理のため陸揚げされましたが、なんと独島艦は残った2基のみで活動を続けてしまいした。

そして、同年9月10日には独島艦は発電機室内で火災事故が発生。火災によって主発電機1基が使用不能に。そして、消火用水でもう一つも故障。これによって主機停止、しばらくの漂流を余儀なくされました。ダメージコントロールの甘さが垣間見える事故ですね。

 

このなにかと欠陥が指摘されている「独島級強襲揚陸艦」ですが、現在は1番艦の独島艦のみです。通常、軍艦というのは整備中、母港入港中、行動中のローテーションを考えると同型艦を3~4隻必要となります。

独島級揚陸艦が計画された時、同型艦を2隻建造する予定でした。艦名も馬羅島、白ニョン島となる予定でしたが、予算不足によって計画はあやふやになりました。

しかし、朴政権は安倍政権の防衛力強化を見るや否や、イージス艦3隻の追加建造(日本の2隻増強に対抗しているのは明らか)と独島2番艦の建造を決定しました。約650億円をかけて2020年までに2番艦を建造するようです。

韓国の海軍力増強は韓国最大の敵である北朝鮮に対するものとしてはあまりに合理性がないと思われます。まず、北朝鮮の※海空軍力に対する備えにしては独島級揚陸艦やイージス艦6隻体制は過剰と思えます。高速の小型艦艇の多い北朝鮮に対してはもっと哨戒艦艇や高速艦艇を充実させるべきでしょう。

 

北朝鮮の海軍艦艇

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日本の軍備を意識するあまり、韓国にとって真の敵を忘れていると言わざるを得ませんね。追加建造を決定したことは予算をさらに圧迫することでしょう。そうなると本来整備すべき軍備が追い付かず、防衛力が結局下がることも考えられます。韓国海軍は日本に対する意識ではなく、一番の脅威であるはずの北朝鮮を意識した軍備の整備を行うべきでしょう。

 

画像引用元:http://www.defensie.nl/organisatie/marine

 

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