【海上自衛隊】日本の護衛艦定数を10隻増強?防衛省が検討

昨日に続いて新防衛大綱に関する記事です。現在48隻の護衛艦定数を10隻程度増やして海軍力を増強する方針というニュースが流れましたが、詳細は如何に!?

 

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2013年12月に新たなに閣議決定された防衛大綱では海軍力を増強するために海上自衛隊の護衛艦定数を現在の48隻から54隻に増やすという方針になっています。新型イージス艦2隻、コンパクト護衛艦2隻の導入、強襲揚陸艦の導入など最近の海上自衛隊は戦力増強に力を入れています。ここ数年は中国海軍の拡張が著しく日本近海の安全保障情勢は悪化しています。海洋国家たる日本の海上防衛のために海軍力増強に本腰を入れ始めた形ですね。

海上自衛隊の護衛艦は日本の海軍力の主力であり、近隣諸国に対しての大きな抑止力となっています。護衛艦は一般的な駆逐艦やフリゲイト艦に匹敵する軍艦であり、海軍力の中核を成す戦力です。この護衛艦を増強するという方針は日本の海上防衛に対する意志を示すものであり、防衛力強化に大きく貢献することでしょう。

 

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護衛艦の定数は2000年代に入って50隻から47隻に削減されました。これは冷戦が終結し、旧ソ連海軍のような大きな脅威となる強大な海軍戦力が日本周辺には見当たらなくなったからです。当時は中国海軍は戦力・活動を拡張中でしたが、現在ほど明確な脅威ではありませんでした。防衛費の減額も実施され、日本の防衛力は減少の一途を辿っていました。

 

海上自衛隊の水上戦力には「護衛艦隊」という全ての護衛艦が所属する大きな部隊があり、これは護衛艦の連合艦隊みたいなものです。護衛艦隊は4個護衛隊群(艦隊)で構成されています。つまり、日本は横須賀、佐世保、呉、舞鶴を主な母港とする4つの艦隊があります。1個護衛隊群は対潜作戦重視のDDHと対空・ミサイル防衛重視の2個護衛隊から成り、計8隻の主力艦艇を含みます。こうして考察すると、日本には8隻の主力護衛艦から成る艦隊が4つあり、ローテーションを考えると常時1~2艦隊が作戦行動可能ということですね。

 

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なお、護衛艦隊には護衛隊群の他に、2桁番号の護衛隊というのが存在し、これはかつての地方隊です。2桁番号の護衛隊(地方隊)は護衛隊群から退いた旧式護衛艦やミサイル艇から主に構成され、沿岸防衛などの任に当たっています。いわゆる予備戦力ともいえますね。

 

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新たな方針では2桁番号の護衛隊にコンパクト護衛艦などの新型艦艇を配備して、大幅な戦力アップを図る見通しです。仮に護衛隊群が現在の32隻体制を維持したままだとすると、2桁番号の護衛隊は15隻から22隻へと質、量ともに増強されます。そのため、この旧地方隊も護衛隊群のように機動運用される可能性が高いといえるでしょう。

 

※コンパクト護衛艦については⇒コチラ

 

現在の2桁番号護衛隊は前述の4つの主要港と青森県の大湊を加えた5つの拠点にそれぞれ護衛隊を配備しています。つまり、現在5つの護衛隊があるわけですが、増強によって6個に増えるようです。このため、新しく編成される護衛隊を南西諸島防衛用に配備する可能性がありますね。迅速に防衛に当たれるように佐世保より沖縄に近い場所に新型艦で構成された新設護衛隊を配備するのが効果的でしょう。このようにかつての地方隊は従来の旧式戦力から新型艦による強力な沿岸防衛力へと大きく姿を変えることとなりそうです。

 

画像引用元:http://jmsdf.info/?mode=permalink&no=04596

http://www.clearing.mod.go.jp/

参照元:http://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/guideline/

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