[海上自衛隊]次期・新型潜水艦救難母艦!ちはや,ちよだ?

海上自衛隊は潜水艦救難艦及び潜水艦救難母艦を2隻保有していますが、防衛省は新型の潜水艦救難艦の建造を決定しています。新型の潜水艦救難艦は「多目的救難艦」として活用される予定です。

 

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 潜水艦救難艦 潜水艦救難母艦 ちはや ちよだ

潜水艦救難艦とは浮上できなくなった潜水艦を救助するための装備を持つ艦艇のことです。トラブルや損傷によって浮上できなくなった潜水艦は海底で鎮座しているところに潜水艦救難艦に搭載されている深海救難艇(DSRV)が接近・接続して乗員を救出します。

DSRVの他にも減圧症を和らげる設備や輸送カプセルも搭載されており、潜水艦乗員の救助を成功させるための様々な装備が設置されています。

 

深海救難艇(DSRV)

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潜水艦救難艦には広大な海域の中から潜水艦を捜索するための海底調査装備や救難情報センターなども搭載されています。これらの装備は浮上不能となった潜水艦をいち早く発見して乗員の命を救出するために欠かせないものです。

 

そして、救助した乗員の手当てを行うための医療設備も充実しており、小規模な病院船並みの機能を保持しています。これらの医療設備は潜水艦救難の時のみならず、災害などの有事の際に後方における病院船や支援船として機能します。

 

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一方。潜水艦救難母艦は潜水艦1隻分の乗員数にあたる80名の休養・宿泊設備を持ちます。そして潜水艦に対しての弾薬、食糧、真水、燃料の補給能力を保有しています。海上自衛隊の潜水艦にとって重要である電池への給電も可能です。このように潜水艦救難母艦は潜水艦にとっての救難艦・補給艦・休養施設となっています。

海上自衛隊は潜水艦救難艦として「ちはや型」を1隻、潜水艦救難母艦として「ちよだ型」を1隻保有しています。

 

○性能諸元:潜水艦救難艦「ちはや」

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基準排水量:5540t

満載排水量:6900t

全長:127.5m

速力:20ノット(時速37km)

乗員:125名

装備:深海救難艇(DSRV)×1

 

 

○性能諸元:潜水艦救難母艦「ちよだ」

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基準排水量:3650t

満載排水量:5400t

全長:112.5m

速力:17ノット(時速31km)

乗員:120名

装備:深海救難艇(DSRV)×1

 

海上自衛隊 次期・新型潜水艦救難艦

 

海上自衛隊は新たな潜水艦救難艦を建造することを決めており、来年度の予算に盛り込まれています。建造費は約508億円となる予定で、排水量5600tほどの艦となります。

 

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新型潜水艦救難艦は「多目的救難艦」として位置づけられる予定であり、潜水艦救難任務の他にも災害時の救助・医療・支援任務に従事することとなります。潜水設備や潜水士、深海救難艇の装備を搭載する多目的救難艦は災害等における救助活動では海上の拠点として存分活躍します。

この「多目的救難艦」は「ちよだ型」や「ちはや型」よりも災害派遣を強く意識した艦となり、被災者の救助や生活を支援する設備が整えられます。医療設備も充実と拡張を図られる模様で、「病院船」としての役割がより一層増します。

 

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海上自衛隊は現在は病院船を有していませんが、将来における病院船保有への布石として今回の多目的救難艦を建造すると思われます。しかし、当面は予算の関係で近い将来における病院船保有の実現は難しいでしょう。そのため、潜水艦の救難機能を災害派遣に応用できる多目的救難艦として建造・配備することによって艦艇を合理的に運用する意図があると言えるでしょう。

 

画像引用元:http://www.khi.co.jp/index.html

http://www.mod.go.jp/msdf/index.html

 

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