次期政府専用機に全日空ANAボーイング777!スケジュール,パイロット,追跡,護衛?

日本政府は次期政府専用機としてボーイング777を採用することを決定しました。調達と整備は比較検討の結果、全日空(ANA)が初めて担当することとなりました。今回決定された次期政府専用機は2020年から運用される予定です。

 

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 政府専用機 スケジュール パイロット 追跡

 

政府専用機は日本政府が所有・運行するする機体であり、政府要人の輸送や在外邦人の保護のための任務に従事しています。所有と運行は日本政府を行っていますが、管理と運用は航空自衛隊が担っています。

現行の政府専用機は1993年から運用されているボーイング747であり、2機を所有しています。政府要人が政府専用機を利用する時は通常任務機と副務機の2機体制で運行され、副務機が30分後に通常任務機の後を飛行する形となっています。

基本的には2機体制で運航される政府専用機は皇族と政府要人の海外訪問の日程が重なった場合はそれぞれ1機体制となります。護衛に関しては基本的には付かないことになっています。

 

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コールサインについては基本的に「Japanese Air Force One/Two」となっています。ちなみに航空自衛隊ではコールサインとは別に「特別輸送機」という名称がついています。

機体は日本政府所有ですが、航空自衛隊が管理・運用しているため、パイロット、客室乗務員、整備士、航法士などの乗務員は全員自衛官という扱いになります。しかし、客室乗務員や機体の整備士は日本航空(JAL)が特別訓練を施したため、整備は日本航空が担当と認識されていました。内装は通常の旅客機とは大きく異なっており、会議室や記者会見も行える作りとなっています。

 

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政府専用機のスケジュールは基本的には防衛省のホームページで公開されており、誰でも知ることができます。一方、詳しい位置情報に関してはやはり機密扱いのようです。しかし、世界中の飛行機の位置情報が分かる「フライトレーダー24」というウェブサイトで政府専用機の位置情報も丸わかりだったことがありました。

このサイトでは今年の8月まで政府専用機の位置情報が誰にでも公開されている状態であったとのことです。指摘を受けた防衛省がサイト運営側に非公開にするように申し入れました。やはり、テロ対策の観点から政府専用機の位置が丸わかりであるというのは危険と判断されました。

今まではこのようなサイトやツイッターを使って航空ファンが政府専用機の追跡を行っていましたが、今回の処置を受けて難しくなったようです。

 

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 次期政府専用機 全日空ANA ボーイング777

 

さて、現行の政府専用機は2020年頃まで運行される予定ですが、次期政府専用機として政府専用機検討委員会は今年の8月にボーイング777を採用することを決めました。そして後方支援、乗務員の訓練、納期、経費などを考察した結果、初めて全日空に調達と整備を委託することとなりました。日本航空も受注を目指して全日空と争っていましたが、比較検討で全日空の方が高い評価を得ました。

 

ANAのボーイング777

B777-300

 

 

政府は今年中に全日空と正式な契約を締結して、次期政府専用機を2020年から運行する予定です。今回の選定における条件として日本政府は日本からワシントンDCまでの距離、1万km以上をノンストップで飛行できる性能が求められました。そして、その結果、ボーイング777が採用されました。

 

○性能諸元:現行の政府専用機(B-747)

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全長:70.7m

エンジン:4基

航続距離:13000km

巡航速度:マッハ0.85(時速1041km)

座席数:150席(政府専用機の場合)

 

 

○性能諸元:次期政府専用機(B-777)

B777-200

 

全長:73.9m

エンジン:2基

航続距離:14000km

巡航速度:マッハ0.84(時速1028km)

座席数:365席(民間旅客機の場合)

 

上記のように次期政府専用機は現行の機体よりは速度は若干劣りますが、航続距離は勝ります。座席数は政府専用機のために内装を改装した結果、150席ほどとなっていますが、次期政府専用機も改装して通常の365席からは減ることでしょう。

 

政府専用機の調達と整備を全日空が初めて行うということはかなり画期的な出来事といえるでしょう。日本を代表した航空会社であり、何かと優遇されてきた感じが否めなかった日本航空ではなく、全日空が政府専用機を調達・整備することは大きな変化を表す決定です。

 

画像引用元:http://www.kantei.go.jp/

http://www.ana.co.jp/

http://www.mod.go.jp/asdf/

 

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