【国境の島・対馬①】観光,歴史,自然,韓国,自衛隊増強?

先日、産経新聞に興味深い記事が載っていました。曰く、長崎県の対馬が韓国人旅行客だらけであり、韓国資本が入り込んでもはや「韓国領」の様相を呈していると。本当ならば、かなり危機感を抱かなければならない事態です。とにかく真偽を確かめるべく、対馬に行ってみました。

対馬といえば、日本書紀や古事記にも出てくる島であり、議論の余地がない「日本領」です。それを裏付けるように島内には歴史が古い神社が多数あり、すぐそばに朝鮮半島がありながらここは紛れもなく日本であることを実感させられます。

しかし、対馬海峡という戦略的に重要な位置にある国境の島であるため、蒙古襲来や幕末のロシア兵による占領事件などを経験しています。その重要性は今でも変わらず、朝鮮半島有事が現実味を帯びる中で対馬の存在をもう一度きちんと認識して守る必要を迫られています。

今回、産経新聞に対馬が韓国人だらけであり、もはや韓国領と呈しているとの記事がありました。以前から対馬に韓国人旅行客が大量に押し寄せている報道はありましたが、果たしてどこまで「危機」が迫っているのでしょうか。それを確かめるべく、実際に対馬を訪れました。

まず、対馬は長崎県に属します。地図上で見ると福岡県の一部である方がしっくりきますが。実際、対馬に行くには船か飛行機を使うしかありませんが、船は博多からしか出ていません。そのため、対馬とお隣の壱岐島は長崎県でありながら、福岡との結びつきの方が強いでしょう。

博多港からはフェリーで約5時間、2等自由席で片道3,660円です。高速艇だと6,330円になりますが、2時間ちょっとで行けるそうです。飛行機だと30分ほどだとか。しかし、今回は「遠さ」を実感するためにあえて通常フェリーで行きました。

対馬の中心部・厳原へ上陸

まず、厳原(いづはら)という対馬の中心部に着きます。

対馬の玄関口・厳原フェリーターミナル

厳原港から徒歩10分足らずで厳原の飲食店が並ぶメイン通りに着きます。

港から少し歩くと

厳原中心部のメイン通りに到着

 

街中を歩くと日本語とハングルの併記は当たり前、なかにはハングルしか書いていないお店もありました。明らかに韓国人・韓国資本が経営している飲食店やホテルも数軒見当たります。

 

レストラン・オモニって露骨すぎる笑・・・

こちらはハングルしか書いてない・・・

ハングル併記・表記は当たり前の光景

 

こうして見ると、確実に韓国資本は入り込んでおり、韓国人旅行者向けの商売をしていることが伺えます。

筆者は最近開業したばかりの東横インに泊まりましたが、私以外はほとんど韓国人旅行者でした。そして、ホテルの前は対馬の動脈たる国道382号線が通っており、対馬一番の商業施設「ティアラ」があります。地元の人が利用する買い物施設ですが、ここも韓国人だらけです。

 

東横インの目の前の風景

対馬随一のショッピングセンター「ティアラ」

釜山から一番近いモスバーガーだとか

 

もはや日本語表記がゼロ。

中にももちろんハングルがあります。

掲示板にもハングルが(地元住民向けじゃないのかよ)

 

歩いていると、確かに至る所にハングルが目に入ります。韓国語表記が乱立する中を地元の高齢者や学生が普通に行き交う光景は不思議かつ異様です。

しかし、厳原自体は穏やかな時間が流れる島の港町です。

ここは紛れもなく「日本」です。

 

石垣の塀が残る武家屋敷の風景も

しかし、神社のすぐ横にやはり韓国語が

歩いて回ると、厳原のメイン通りは軽くコリアンタウンの様相を呈しています。しかし、全体としては日本人がそれぞれの生活を営み、神社仏閣や武家建築がその歴史の長さを裏付ける静かな町です。

 

北部・比田勝へ

さて、初日は対馬南部の厳原を見て回りましたが、2日目は北部に行きます。実は対馬は南北82kmもある大きな島であり、厳原から北部の中心地・比田勝(ひたかつ)までは車で2時間かかります。

比田勝もフェリーターミナルがある港町ですが、韓国からのフェリーはこちらに着くので厳原よりも韓国の影響は大きかったです。

見た感じはごく普通の町

やはりハングル表記ありますね

このように団体ご一行で到着・観光しています

こんな小さな街に民団まであるんですね

 

道を歩いている人のほとんどは韓国人であり、日本人は地元の高齢者が2、3人散歩しているだけ。そして、こちらにもやはり韓国資本が経営していると思われる店が数軒ありました。

 

なぜ対馬に来るのか?

素朴な疑問ですが、そもそもなぜ韓国人は対馬にたくさん来るのでしょうか?これは「来るな」という意味ではなく、単なる疑問です。語弊を恐れずに申し上げるなら、対馬は京都、北海道、沖縄とは違って「日本を代表する観光地」ではありません。

それなのに、なぜ大挙して対馬に来るのか?今回対馬を訪れた理由の一つとして、この疑問に対する答えを求めたかったというのもあります。

私個人が見て回った結果、確かに街中は韓国人旅行者で溢れており、日本人観光客は極めて少なかったです。そして、その韓国人たちを注意深く観察していると以下の理由で来ていると思われます。

  1. 対馬は気軽に来れる海外旅行先だから。
  2. 釣りができる良いスポットだから。

まず、韓国の釜山から対馬までは高速艇で1時間ほど、片道8,000円ほどです。そして、対馬は太古の昔からある神社などがあり、韓国からすれば身近に「日本」を体験できる場所です。実際、神社・寺院には常に韓国人旅行客の姿がありました。

神社の絵馬がほとんど韓国語という衝撃

そして、日本語が話せなくてもハングル表記や韓国資本があるのである意味「安心」して来れるところなのかもしれません。釜山からは快晴で空気が澄んでいれば見える距離にあります。人間は海の向こうに見える場所に行ってみたいと思うのでしょうか。

さらに、釣りをしに来ている人も多く見受けられました。フェリーターミナルから出てくる時に大きなクーラーボックスと釣竿を持った人々がいました。対馬海峡に面し、入り組んだ湾も多い対馬は絶好の漁場だそうです。そして、都会の釜山よりも対馬に来た方が良い魚がたくさん釣れるとか。

なかには「プロ」の釣り師もいます。対馬で釣った魚を持って帰り、往復費用を差し引いても十分稼げるだとか。しかし、密漁問題も発生しており、取り締まりが追いついていない現状も浮かび上がります。韓国に近いので韓国漁船が漁場に入り込んで違法密漁をするケースも増えています。

怪しい船も多いのでしょうか?

こうして考えると、対馬は割と廉価に、そして気軽に来れる「外国」なので訪れるという答えが浮かびます。来てくれること自体は決して悪いことではないですし、一定のお金は落としてくれます。でも、やはり人口3万人の離島に30万の外国人観光客が訪れ、街中がハングルだらけという光景は異様ですね。

東京や大阪にもコリアンタウンはあるので「否定」はしませんが、対馬の場合は国境の島であるということを忘れてはいけません。国境の島であり、戦略的要衝でもある対馬に外国の影響力が入り込むのは安全保障の観点から言えば、よろしくない事案です。これは韓国だからではなく、どの外国勢力でも同じです。こうした観点を踏まえて、次回は地元住民に聞いた話をまとめたいと思います。

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