【南西諸島防衛】奄美大島に陸上自衛隊警備部隊を配備!

防衛省は南西諸島防衛の一環として鹿児島県の奄美大島に陸上自衛隊の警備部隊を配備する方針を決めました。地元も受け入れる意向であり、中国海軍の動きを牽制する狙いがあるとみられます。

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西太平洋における中国軍の動きが活発になる中、防衛省は南西諸島防衛の強化を推進しています。その一つが昨年策定された中期防衛力整備計画で明記された南西諸島への陸自部隊の配備です。今回の奄美大島への警備部隊の配備はその一環です。

現在、奄美大島には航空自衛隊と海上自衛隊の分遣隊が駐屯していますが、主に通信や補給のための基地であり、本格的な離島防衛としての能力は有していません。そのため、近年南西諸島を頻繁に通過する中国海軍を念頭とした対象に対する抑止力として陸上自衛隊の警備部隊の配備を決定しました。4年後の2018年度までの配備を目指しています。

 

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警備部隊とは離島防衛や沿岸監視のための小規模な警戒部隊であり、いわば「国境警備隊」です。そのため、平時は沿岸監視などに努めますが、敵の侵攻があった場合は離島防衛作戦を実行します。敵の上陸に対して攻撃を与え、進撃を鈍らせ、その後は離島奪還作戦で増援が到来するまでゲリラ戦術を用いた抵抗を実施します。

この奄美警備部隊は総勢550人程度の部隊となる予定で中距離地対空ミサイルや地対艦ミサイルも配備します。そのため、有事の際は敵の艦艇や航空機に打撃を与える能力を有します。最新新鋭の※12式地対艦ミサイルの配備も検討しています。これらの装備の配備は周辺を行き来する中国海軍にとっては「厄介」であることは間違いなく、抑止力として効果があるでしょう。

 

12式地対艦ミサイル

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03式中距離地対空ミサイル

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03式中距離地対空誘導弾 H25陸パン中SAM発射機

 

 

奄美に駐屯する警備部隊は対馬警備隊のような性格も持つべきではのではないかと考察します。対馬警備隊は規模こそは中隊程度(350人)ですが、第4師団直轄の独立部隊として特別視されており、レンジャー資格を有する隊員が多く配備されています。奄美大島に配備されるようなミサイル装備は有しませんが、ゲリラ戦に長けた精鋭揃いの部隊です。

 

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こうした対馬警備隊のような精強なる少数エリートの隊員も奄美大島に配備してより一層、防衛力を高めるべきではないでしょうか。

しかし、個人的には対馬における防衛力も十分ではないと思います。そのため、少なくとも大隊規模、望ましいのは連隊規模の部隊を駐屯させて装備も増強すべきだと考えます。

 

対馬警備隊

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さて、少し話が脱線しましたが、奄美大島にはおける陸自部隊の配備は主に2つに分けられる予定です。一つが奄美市に駐屯する350人規模の地対空ミサイル部隊。そしてもう一つが瀬戸内町に駐屯する200人ほどの地対艦ミサイル部隊です。

すでに地元とは概ね合意しており、今後は地元住民への説明を行っていくようです。整備費はおよそ400億円とされており、駐屯地の他に実弾演習場や武器弾薬庫などの整備されます。

 

南西諸島における防衛力強化の一環として進められている離島への部隊配備。その第一歩が奄美大島の陸自警備部隊となります。実は同じようにより防衛力整備の緊急性が高い石垣島や宮古島への部隊配備も計画されていますが、一部の地元住民の反発もあり、今のところは見送られています。

急務である南西諸島における防衛力の整備はこの奄美大島への配備を皮切りに順調に進んでほしいですね。

 

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画像引用元:

http://www.mod.go.jp/gsdf/index.html (陸上自衛隊HP)

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/2345/

 

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