国会議事堂の衛視に拳銃/警棒を!?対テロで警備強化を!

先日起きたISIS、いわゆるイスラム国による日本人の殺害事件を受けて国内での対テロ警備強化が求められています。その一環として国会議事堂の警備にあたる衛視に警棒や拳銃を装備させるという案が浮上しています。

 

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日本の政治の中心である国会議事堂。永田町にあるこの立法府は重要な中枢機関です。しかし、ここを警備しているのは「衛視」と呼ばれる衆議院と参議院の職員です。その数は衆参合わせて480名ほどですが、休日ともなると数十人規模だそうです。

これらの衛視は拳銃や警棒を所持しておらず、不審者対策として学校などにも置いてある「さすまた」と盾を保有しているだけです。一国の立法府にしてはかなり手薄と言わざるを得ない状況でしょう。

 

国会の外には警視庁の警察官が待機して警備にあたっていますが、実は国会議事堂の敷地内で事が起きた場合はすぐには駆けつけられないのです。

立法府たる国会の独立を守るために国会法という法律によって警察官は簡単には国会内に入れないようになっています。三権分立を保証するためという理由で警察官が国会の敷地内に入るには衆参の議長による許可が必要のようです。つまり基本的に国会内における警備は前述の衛視に任せられており、警察は国会側からの要請と承認がなければ出動できません。

 

確かに三権分立という観点から見れば必要な棲み分けかもしれません。しかし、テロの脅威が現実味を帯びている現在においてこのように「法」が「安全」を阻害しかねないのは問題であると思われます。

現在、ISISによる人質事件を受けて与党を中心に衛視に警棒を持たせる案が検討されています。しかし、警棒だけで果たして対テロの警備になりえるのかは疑問です。衛視が拳銃を保持できるように銃刀法改正の議論と検討をしてほしいものです。確かに議長の承認があれば外の警察官は対応できますが、仮にテロ事件が発生した場合は一刻の猶予もないと思われます。もし仮にカナダの国会で発生した銃乱射事件が同様に日本の国会内でも起きたらどうなるでしょうか。警棒を所持しただけの衛視では対応できるとは思えません。

少しでも迅速に警察が駆けつけられる体制と衛視に拳銃を保持させる体制は必要ではないでしょうか。日本の立法府が対テロ警備で手薄では国全体におけるテロ対策も不安ですね。

 

画像引用元:

http://www.sangiin.go.jp

 

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