北朝鮮が核兵器保有数は8発?威力,日本への影響は?

世界的に有名なシンクタンク、スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は報告書で北朝鮮の核問題について言及。2014年現在は推定6~8発を既に保有していると結論づけている。中国の軍拡・核戦力とともに日本の安全保障上の脅威である北朝鮮の核問題。この報告は日本にとって身近な脅威である。

 

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ストックホルム国際平和研究所(以下SIPRI)はスウェーデンにある名門シンクタンクで、スウェーデン議会によって1964年に設立された。毎年発行している「軍備・軍縮年鑑」は世界的に有名で影響力のある報告書である。

ちなみにSIPRIのホームページは⇒コチラ(英語)

 

このSIPRIが6月16日に世界の核戦力に関する報告書を発表した。この中で北朝鮮についても触れており、SIPRIの分析結果では北朝鮮は現在6~8発の核兵器を保有していると推定している。

この「核兵器」は主に核爆弾とみられており、弾道ミサイルに搭載できる小型化した「核弾頭」はまだ開発に成功していないとの見方が強い。ただ、北朝鮮は閉鎖的であり、情報が洩れてこないため、核弾頭開発の具体的な成否は不明である。

 

しかし、核戦力の配備は未だ完了していないとの結論を出している。報告によると北朝鮮は2013年に核兵器開発に不可欠なプルトニウム生産の改革を行い、生産力を上げたとのこと。この取組によって北朝鮮は今まで製造してきた核兵器より性能が良い核爆発装置の開発に成功した。

さらに、北朝鮮は寧辺にある核施設の原子炉を再稼働させたことを偵察衛星から得た情報で確認した。この原子炉は1年間で核爆弾1発分のプルトニウムを製造できる。この事実は重く受け止めて日本の北朝鮮の核問題についてさらに真剣に対策を考える必要があるだろう。

近頃は中国の動向に目が行きがちだが、北朝鮮の核問題も日本にとっては中国と並ぶ脅威であることを忘れてはならない。むしろ、閉鎖的で孤立しており、中国以上に得たいの知れない北朝鮮は日本にとって一番の安全保障上の脅威かもしれません。

 

北朝鮮の保有する核爆弾の威力は様々な推測がありますが、広島型原爆の3倍の威力を持つとされています。シミュレーションでは日本の東京に着弾した場合、最大130万人の死者が出るとされており、大きな脅威には間違いないです。

 

上空から見た寧辺核施設

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日本としては現在進めているミサイル防衛(MD)を確実に配備・強化していく必要があるでしょう。具体的にはPAC3の配備数増加、偵察衛星の精度強化、そして早期警戒衛星の配備が急務でしょう。

さらに、新たなMD手段としてレーザー兵器の開発に取り組む必要があるでしょう。現在、世界的にレーザー兵器の開発・試験配備が進められており、日本としてはこの有力な兵器に着目する必要があるでしょう。日本の民生レーザー技術は世界的にも優れており、ミサイル迎撃用のレーザー兵器の開発に予算と人員を投入するべきです。

核兵器の照準を日本に向けている国々が近隣にいるという紛れもない事実を踏まえ、なるべく確実に迎撃できる体制を整えることが必須です(100%は現実的に不可能なため、「なるべく」100%に近い迎撃能力を有することが重要)。そのためにもレーザーは有効な兵器になりうるでしょう。

 

さて、2014年現在、世界の核兵器配備状況は以下のようになっている。

国名:保有数(順位)

  • ロシア:8500発(1)
  • アメリカ:7700発(2)
  • フランス:300(3)
  • 中国:250(4)
  • イギリス:225(5)
  • パキスタン:100~120(6)
  • インド:90~110(7)
  • イスラエル:80(8)
  • 北朝鮮:6~8(9)

 

ロシアとアメリカは現在、核軍縮条約によって核戦力の廃棄・削減を進めていますが、ウクライナを巡る米露の対立激化を受けて今後の先行きは怪しいですね。日本にとって関心事の中国は第二砲兵が250発程度保有していると考えられていますが、このうち最低でも24発が日本の各主要都市に照準を合わせている。この事実を頭に入れて、中国という隣国と付き合っていかねばならないでしょう。

 

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「北朝鮮が核兵器保有数は8発?威力,日本への影響は?」への1件のフィードバック

  1. 北朝鮮国の核ミサイルは誘導する衛星がないので8発あっても1発が日本列島に着弾するのが精いっぱい。防衛網が1か所に集中させるほうが返って危険だと思いますよ。

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