【米海軍】新型原子力空母ジェラルド・R・フォード級とは?

米海軍と言えば圧倒的な軍事力を保有しており、航空戦力では世界第2位という化け物じみた軍隊です。その米海軍の象徴と言えば「海上の動く飛行場」たる航空母艦でしょう。今回は米海軍の次の最新空母を見ていきましょう。

 

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ジェラルド・R・フォード級航空母艦は現在米海軍の主力を務めているニミッツ級航空母艦の後継艦として計画・建造されているものです。1番艦ジェラルド・R・フォードは2013年に進水して、2016年に就役する予定です。

○性能諸元

満載排水量:101600t

全長:333m

全幅:41m

速力:30ノット以上

乗員:4660名

兵装:高性能20mm機銃×3
8連装短SAM発射基×2
RAM×2

搭載機数:75

注目すべきは排水量が10万トンとい巨体と乗員数です。排水量は前級のニミッツ級より増えているにもかかわらず乗員数は約1000人も減少しています。これはシステムの制御や運用におけるコンピューターの役割を増幅させることによって艦全体の省力化に成功したことでしょう。

 

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さらに機関は新型のA1B加圧水型原子炉を搭載することによって原子炉の燃料棒の交換を不要にしています。今までは燃料棒の交換のために長期間にわたる前線離脱とドック入りを余儀なくされていました。しかし、今回のジェラルド・R・フォード級空母に搭載される原子炉は想定されている艦齢とほぼ同じ50年間は交換不要です。

つまり、空母が退役する時に燃料棒も役目を終えるという構造になっているのです。これによって空母が燃料棒交換のための長期離脱を回避できます。戦力の効率化につながるでしょう。しかもこの新型原子炉は前級の3倍の発電量を誇ります。

 

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ステルス性も従来に比べて考慮されており、艦橋はニミッツ級よりも小型かつステルスタイプになっています。レーダーは多機能型のAN/SPY-3アクティブ・フェーズド・アレイXバンド・レーダーという新型の高性能レーダーです。

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さらに特徴的なのは新型の電磁式カタパルトです。今まではずっと蒸気式のカタパルトでしたが、よりメンテナンスが簡単で効率的な電磁式カタパルトを初めて搭載します。この電磁式カタパルトは航空機を加速させる際のコントロールをより適切にでき、滑走距離を短縮できることも可能です。欠点としては大量の電力を必要とすることですが、これは上記の新型原子炉の発電力(19.2万kw)によって解決しています。

 

このように新型空母ジェラルド・R・フォードは新機能、新装置を多く使った最新鋭の艦となります。ネーミングシップとなった1番艦の艦名は元海軍少佐かつ元大統領のジェラルド・R・フォードからとられています。同型艦は計10隻建造されるようで、2番艦(2020年就役)はジョン・F・ケネディー、3番艦(2025年就役)はエンタープライズと命名される予定です。

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今後半世紀は米海軍の主力を担うことが確実なジェラルド・R・フォード級空母は艦の特徴として「コンパクト」「効率的」が読み取れます。これは米海軍が目指すコンパクトかつ強力な先進海軍と合致します。ジェラルド・R・フォード級は将来の米海軍の象徴となるでしょう。

 

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画像引用元:http://www.navy.mil/

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